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2018年5月20日 (日)

王滝春の陣 2018

久しぶりにSDA王滝に出場してみました。

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SDA王滝100km。

それは月イチMTBerにとって達成感を味わうための大会。

そう、最近の僕に不足していたもの、それは達成感だ!

数年前から大会への参加がめっきり少なくなりました。

10年間、春秋欠かさず出場していた王滝も2016春以降3大会欠場。

出てもタイムオーバー失格になることが多くなり、病気や加齢を言い訳に、徐々に大会から足が遠のいてしまっていたのです。

いかんいかん!

まだ老け込むには早過ぎる。

 

今日は何が何でも完走するのだ!

そして「達成感」を持ち帰るのだ!

 

勝負はスタート前から始まっている。

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自転車の場所取り?

いえいえ、完走ギリギリライダーはどこに自転車を並べても一緒です。

無理して前に方に並べると周りのペースに撹乱されるし、他のライダーのシケインと化すので百害あって一理なしです。

自転車を並べずに最後方からスタートするのが僕のスタイル。

 

スタート前の勝負はUNKブース争奪戦なのです。

トイレは3箇所20ブースくらいあるが、参加者千人以上が一斉にスタート前にUNKするのでどのブースも長蛇の列。

これまでの大会ではスタート5分前でみんながスタンバイし始める時に勝負をかける「土壇場UNK作戦」が功を奏していましたが、今年は5分前にも関わらず、長い列が減りません。

よく見るとみんな42kmの青いゼッケンをつけている。

そうか、42kmの人たちは7:30スタートだから100kmのスタート直前でも急がなくていいのか〜

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「土壇場UNK作戦」が完璧に封じられました。

そこで僕がとった作戦は「スタート後UNK作戦 」。

スタートゲートを過ぎてからUNKブースに入る作戦なのだ!

作戦は大成功。

最後方からスタートしてスタートゲート通過は6:04。

ゲート通過後すぐにUNKブースへ直行。

なんと待ち時間0秒で大人気の洋式UNKブースに入ることができました。

めでたし!めでたし!

 

7-8分ほどスタートは遅れますが、舗装路のパレード区間でほぼほぼ最後方に追いついたのでタイムロスは微々たるもんでしょう。

 

今大会は大規模な土砂崩れがあってコース変更されているという。

 

序盤の登りは昨日の下見 の通り例年と違うコース。

多分秋の120kmコースの延長ループコース。

斜度がきつくて序盤からヒーヒー登りました。

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最後方スタートのいいところは後ろがいないので抜く一方だということ。

基本抜かれないので気分がいい♪

1時間ほどで最初のピークを登りきり、白川まで下る。

ここまではいいペース。

誤算だったのは白川から42km組が合流して来たこと。

彼らはスタート直後で元気いっぱいで速い速い。

僕は2時間激坂を登って来てヘロヘロ状態。

後ろからガンガン抜かれてペースが合わず、かなり走りづらかったです。

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ペースをかき乱されながらも、なんとか35km地点の第1CPに到着。

3:30くらいかかった。

いつもより15分ほど遅いけどコース変更のせいかな?

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第1CPで42km組と別れ、再びマイペースで無限坂頂上へ。

この辺りは景色がよく御嶽山が素晴らしい。

僕の走っているポジションだとみんなサイクリングモードの人が多いと思われ「写真撮りましょうか〜」と言ってもらえる。

お言葉に甘えて御嶽山と。

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王滝の秘境、三浦貯水池と御嶽山。

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秋の順周り王滝だと「無限坂」と呼ばれる長い坂も春の逆回り王滝だと「一瞬坂」で下りきってしまう。

 

三浦貯水池に流れ込む水無沢や五味沢でイワナの様子を観察。

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秘境「三浦貯水池」

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三浦貯水池に流れ込む王滝川を見ているとイワナが釣りたくて釣りたくてとても冷静にはいられない。

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三浦貯水池のバックウォーター

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めちゃくちゃイワナがいる〜

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う〜ん、来年はパックロッド持ってこようかな〜(真面目に取り組んでいる人に怒られちゃうかな)

 

第2CPまでの登りに備えて補給食!

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2CPへの登りがめちゃくちゃ辛い。

 

後ろから登って来た人が、

「すみません〜、サイコンが壊れちゃって、今何kmですか〜?」

「サイコンつけてないからわかりません〜、多分55km〜」

僕の腹距離計は結構正確なのだ。

 

現実逃避の写真撮影(という名目の休憩)。

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第2CPの関門時間13:00まで残り40分をきって焦りはじめるが、ヨロヨロとしか登れない(^-^;

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何とか制限時間30分前に2CP通過(ホッ)。

CPは基本ピークや谷に作ってありますが、僕は効率的に休むために長い上り坂の途中で休みを入れる主義なので基本CPはスルーします。

 

2CPの先は上黒沢へ向かう例年のコースではなく三浦ダムにおりて一気に滝越まで舗装路をくだる。

ここは2016春に第1CPでタイムオーバーになった時に走ったことがあるので経験済み(いばれないけど)。

 

途中、恐怖の真っ暗トンネルは押して歩けとの指示でみんな仲良く押し歩き。

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滝越集落まで下ると「エイド→」の看板があったがスルー。

そして滝越から強烈な舗装路のヒルクライム。

登っても登っても延々と続く登りで意識が朦朧としてくる。

SDA王滝は10数回出場しているがこのコースは初めてなので勝手がわからない。

そして僕はこの時、重大なミスを犯していた。

 

この登りの終点は位置的に伝上川を見晴らせる展望台があるところがピークだろう。

そして舗装路をくだって伝上川の橋を渡った先に例年とおりの第3CPがあるはずだ。

僕の読みは半分正解、半分間違いだった。

 

確かに登りのピークは伝上川展望台で正解。

だが、その先には第3CPはない。

第3CPは滝越の「エイド→」の看板のところですでに通過していたのだ。

 

僕は幻の第3CPを目指してひたすらタイムオーバーの恐怖に怯えながらヒルクライムしていたのだ!

第3CPの関門時刻は14:00。

もうすぐピークのはずだ!

コーナーの度にピークの出現を祈りながら必死の形相で登る。

が、無情にもピーク手前で時刻は14:00を回った。

 

「僕の王滝が終わった!」

 

タイムオーバー確定で失望した男の目から見ても、御嶽山はとても美しかった。

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伝上川の展望台を過ぎ舗装路をくだる。

きっとこの先の3CPでスタッフが待ち構えていてバッテンマークで迎えられるんだろうな〜

ところがコース看板の矢印は第3CPがあるはずの橋へは向かわず舗装路をそのままくだれとの指示。

さらに「残り3km」の看板。

???????

何?何?何?

ゴールゲート?

 

狐につままれたような感じでゴールゲートを通過。

スタッフさんが寄って来て「おつかれさまでした〜」

もしかして完走できたの?

 

ゴール後、冷静に分析してようやく理解できました。

あそこが第3CPだったのか〜

どうやら8時間20分くらいで完走したらしい。

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目的の完走は果たせたが、このモヤモヤ感は何だろう。

僕の達成感を返せ〜

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というわけで、目的の達成感を王滝において来たまま終了してしまったので、秋の大会で絶対に達成感を持って帰ると誓った2018の春でした。

 

本日の教訓:人の話はよく聞いておけ!

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