ヒルクライムチャレンジシリーズ2012 喜多方雄国湿原大会

6月はヒルクライム強化月間。

第一弾はヒルクライムチャレンジシリーズ2012 喜多方雄国湿原大会に挑戦してきました。

この日は近所でMt富士ヒルクライムが開催中ですが、マイナー志向が強い（一般的にはヘソが曲がりという）僕はこちらにエントリーしました。

会場は福島県喜多方市。

「釣りキチ三平」を教科書がわりにして育った僕は、猪苗代湖とか田沢湖とか東北の湖沼に強い憧れがあって、湖沼が多い会津地方は行ってみたい場所のひとつでした。

こちらが会場。スタート地点とゴールの中間地点（正確にはスタートから3km地点）にあります。

コーススペックは全長10.1km 標高差935mで平均斜度9.2%と結構なハードスペック。

距離が短いので1時間は切りたいところですが、僕の実力では9.2%を時速10km/hで走るのは無理なので、今回は楽しく走ることが目標です。

6:00に現場到着してアップ開始。

ローラーなんて持っていない僕はわざわざこーゆーところを探して走ります。

7:00に開会式。

喜多方市長の挨拶に出てきた「花でもてなす喜多方市」のくだりは、コース沿いにたくさん咲いているタニウツギのピンクの花で実感できました。

7:40にスタート地点へパレード走行。

人数は全クラスで280名とやや少なめ。

やっぱりＭｔ富士に人を持ってかれたかな？

個人的にはこれぐらいのこじんまりとした大会の方が好みです。

今回、かなりプレッシャーになったのがこの方達。

地元の中学生がママチャリで参戦。

彼らは僕の2分後にスタートしますが、抜かれたらシャレにならんな～！

スタート待ちです。

8:15いよいよスタート！

脚が売り切れないように序盤はスロースタートで最後方から。

ママチャリの恐怖におびえながらも、マイペースを貫く。

よくわかりませんが、何故か今日は脚がよく廻る。

昨日のハイキング効果なのか？？？

でもすぐにそれは錯覚ということに気付く。

そう、調子よく見えたのは単にペースが遅いだけでした。

　
半分の5km地点ですでに30分が経過しているので１時間切りはもう絶望的。

このあたりで後続スタートのジュニア選手（小学生の女の子！）に追いつかれて、ほぼ同じペースで走る。

ジュニア選手には大人の伴走者が付いているのですが、僕も一緒に先導してもらいました＾＾；

でも、それも残り2km地点まで、そこで僕の脚は終了しました。

後は気力でなんとかゴールしました。

幸いママチャリには抜かれないで済んだようです（ほっ）

タイムは1時間10分をオーバーしてしまいましたが、まぁいいでしょう。

MTBクラス22人中17位でした。

下山後はカレーコンテストのカレーをいただく（只だと思って並んだら\600でした）

ヒルクライムチャレンジシリーズにははじめて参加したのですが、

・本気すぎない、緩すぎない適度な競技色が○

・地域の特色を極力活かした大会コンセプトが◎

・きめ細かいコース標識（残り5km､4km、3km、2km、1km、0.5km、下山時の注意など）が◎

・コース設定（距離・斜度・ゴール地点からの眺め）が◎

・下山待ちが長すぎないのが○

・リザルトの発行スピードが○（30分待ったけどまぁいいでしょう。）

・参加賞（ピンバッチ）、振舞い（山頂のご当地水だけ）は△

そうじて運営はなかなか素晴らしいと思います。

応援したくなったのでジャージを購入してしまいました。

という訳で、このシリーズはあと２戦（甘利山とターンパイク）出場することが決定しました。

目指せ上位50%！