伊豆半島一周ウォーキング15(西伊豆歩道堂ヶ島コース編)
伊豆半島一周ウォーキングも今日で4日目。
自転車なら1日で回れますが、徒歩だとまだまだ先は長い道のりです。
今日は前回の続き、快晴の浮島海岸からスタート。
これから行く堂ヶ島、雲見方面の景色。

今日はどこまで行けるでしょうか?
駿河湾の向こう側では南アルプスが白い姿を見せてくれています。

浮島海岸からはしばらく車道を歩いた後、堂ヶ島方面への山道を歩きます。
途中怪しい物体が・・・

トンネル?
トンネルにしては入り口の高さが1mほどしかありません。
寄ってみると・・・
「山之澤橋 昭和四年一月竣功」とあります。
橋だったんですね。
頭上を国道136号線の旧道が走っていますが、この辺りのトンネルや橋の竣功がみんな昭和ヒトケタ年代なので、西伊豆の道路がこの頃整備されたことがよくわかります。
それにしても旧旧道は今よりかなり低い位置を通していたみたいです。
ここを登りきると旧道に出て、すぐに国道136号線に合流します。
しばらく歩くとトンボロ現象で有名な三四郎島が見えてきました。
トンボロ現象とは、潮の干満によって海が割れる現象ですが、この時間は残念ながら割れていませんでした。
せっかくなので下まで降りてみました。
両側から波が寄せているのがわかります。
干潮時には正面の象島まで歩いて渡れるそうです。
リゾートホテルの観光客あふれる前を歩いて行くと、堂ヶ島に到着。
コース入り口の脇に「揺るぎ橋」なるものがありました。
最初、このコンクリートの橋のことかと思ったのですが、この朽ち果てそうな2本の木と板が揺るぎ橋の一部らしいです。
伊豆三名所のひとつらしいですが、わざわざここで紹介するような興味深いお話ではないので省略(笑)。
階段を下りると不思議な空間に出ました。
これは海?
生意気にも波が打ち寄せてきます。
ここら辺の岩は柔らかい凝灰岩でできていて波の浸食によってトンネル状になっているようです。
そしてここのハイライトが、そのトンネルの天井にポッカリ穴が開いた「天窓洞」。

波の穏やかな日は遊覧船が入ってくるそうです。
西伊豆歩道は天窓洞の向こう側に続いているのですが、通行止めになっていました。
亀岩方向に歩いていると、外海に出ました。
この岩のどこかに天窓洞へつながるトンネルの入り口があるのでしょう。

こちらは亀岩。

昨日の強風の影響からか風はないのに海はそこそこ荒れています。
亀岩はモルタルっぽい凝灰岩。
西伊豆歩道のこれまでの9コースでは誰一人と出会いませんでしたが、ここ堂ヶ島コースでは100人以上とすれ違いました。
おそるべき観光地。
というよりもここだけ他の西伊豆歩道と異質なんです。
対岸から見た亀岩。

もしかして亀の頭なのか?
これで西伊豆歩道は全10コースを歩き終えたことになります。
コース満足度 ★☆☆☆☆ 観光コースです。
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