伊豆半島一周ウォーキング2(西伊豆歩道大瀬崎コース編)
西伊豆歩道の入り口はこんなこじんまりとしたところにありました。
階段を登るといい感じの遊歩道。

常緑の樹が多く、この季節でも緑がいっぱい。
見晴らしはよくはありませんが、樹木の隙間から海や富士山がチラチラ見えます。
いったん舗装路へ出ます。

途中あずま屋もありますが、眺望はなし。
遊歩道入口から30分で県道17号線へ出ました。
あとはひたすら17号線を歩いて井田を目指します。
市町村合併で戸田村が沼津市と合併する前は、この辺が境界だっと思いますが、その証拠を見つけました。

「沼津市」の看板です。
でもこれって不法投棄なんじゃないの?沼津市さん。
県道ウォーキングはあまり面白くありませんが、景色はサイコー。
井田トンネルが見えてきました。

ちなみに「井田」は「いだ」ではなく「いた」って読みます。
トンネル内は「うるさい」「こわい」「くさい」の3拍子揃っているので、現在閉鎖されている旧道を通りました。
旧道は荒れ放題。
アスファルトで根が張れなくてもツル性植物が占拠していました。

お約束の土砂崩れも。
こうして見ると普段僕らがあたりまえのように通行している山道は誰かがお手入れしているおかげで通行できるんだということをしみじみ感じます。
崖崩れ箇所を突破して17号線に復帰すると、ご年配のその昔少年少女だった方々が休憩中。
どうやら僕とは反対のコースをたどっている模様ですが、みなさんいい笑顔で楽しそうでした。
井田方面へさらに進むと「丸塚古墳群」の看板。
ちょっと立ち寄ってみましたが、それらしきものは見つからず。
あるのは缶ビールのゴミばかり。
数分で探索を断念しました。
それにしても山の中は不法投棄のゴミばかりでうんざりです。
もしかしたら数千年後、貝塚ならぬビール塚なるものが文明の有無を表わすエビデンスとして使われていて、「この辺はスーパードライの銘柄が多いので日本民族が昔住んでいたに違いない」な~んてことになっていそうで怖い。
でも景色はサイコー
こちらは井田の明神池。
こうして見ると、大瀬崎や戸田の御浜と同じ構造(岬が南から北へ伸び湾を形成している構造)なのがよくわかります。井田だけが岬が伸びて湾が埋まり、海の部分の名残りとして明神池ができたそうです。
このような池は「海跡湖(かいせきこ)」と呼ばれるそうで5000年前に今の形になったらしい。
ということは、大瀬崎や戸田御浜もあと5000年経ったら、井田のようになっているかもしれません。
▼不動明王と無人販売所
発砲スチロールの中はおいしそうな手作りこんにゃくでした。
▼井田のみかん畑

そしてついに井田の浜へ到着。
大瀬 ===25分=== 休憩所 ===10分=== 井田トンネル ===30分=== 不動明王 ===15分=== 井田の浜
コース満足度:★★★☆☆ 景色は良いが県道部分が多い
伊豆半島一周ウォーキング3(西伊豆歩道井田コース迷走編)へつづく・・・
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