ブエモン
東伊豆の城ケ崎海岸へ「ブエモン」を見にいってきました。
本日のゲストはコイツ。
子供の頃、釣り好きなおじさんによく城ケ崎海岸へ連れて行ってもらいました。
そこには「ブエモン」という小さな島があって、夏にはよく上陸して遊んだものです。
昭和50年代ですから30年位昔の話ですが、今日はその頃を思い出して「ブエモン」を眺めに城ケ崎へ向かいました。
当時の車の中で聴いたBGMを口ずさみながら亀石峠を越えます。
確かこんなラインナップだったと思います。
- 想い出の樹の下で/岩崎宏美
- 微笑日記/榊原郁恵
- 迷い道/渡辺真知子
- オレンジの海/キャンディーズ
- わかれうた/中島みゆき
- 愛の迷い子/アグネスチャン
- ブルースカイブルー/西城秀樹
- 恋愛遊戯/太田裕美
- 6年たったら/五十嵐夕紀
- etc
今でも唄えてしまう自分がこわい。
そうこうしているうちに到着。
当時は無かった立派な駐車場ができていました。

看板にはリスのオブジェまで置いてあって・・・
んっ?動いた!
本物でした。

その昔、伊豆大島から逃げ出して帰化したというタイワンリスでしょうか。

かわいすぎ![]()

もっと、遊んで欲しかったのですが、森の中に消えて行きました。
思わぬゲストの登場でしたが、ここからは本来の目的である「ブエモン」を見に歩きます。

城ケ崎海岸は大室山の溶岩でできたリアス式海岸で、小さな岬がいくつも突き出ています。
この小さな岬を「根」とよび、看板のように全部名前が付けられています。
目指す「ブエモン」は看板に記載されていませんが、「かんのん」 と「大島ヶ根」の間に浮かぶ小島です。
駐車場からちょっと歩くとすぐに「いがいが根」に到着。
正面には伊豆大島がぽっかりと浮かんでいます。
かんのん浜まで歩くと、お目当ての「ブエモン」が見えてきました。
うん十年振りの再会です。昔とちっとも変っていません。

左に大島ヶ根、正面に伊豆大島
しばらくこの景色を眺めでボ~としていました。
ふと何気なく視線を右下に移すと・・・・
なんじゃこりゃ~

天然ボールベアリング?

直径60cm位でしょうか、見事な真球率です。
家に帰って調べたら「ポット・ホール」といって、くぼみにはまった石が波の力でグラグラ動いているうちに球になったらしいです。
天然記念物らしいですが、こんなところにあったなんて、その存在すら知りませんでした。
もっとPRしたら?>伊東市さん
▼いがいが根は釣り人銀座

▼海の中は宝石箱

▼沖合を通る船

▼にっこり石

▼かんのん浜入口に咲く実
▼ヘビメタの樹

▼常緑樹が多い自然探究路
▼シダの生い茂る自然探究路

今日は、昔の知人(ブエモン)に逢いに来て、新しい知人が二人(タイワンリス/ポットホール)できた気分です。
ところで、「ブエモン」って名前はどういう由来なんだろう?
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