二階堂となごり雪

九州遠征２日目。

黄色いディーゼルカーで由布院を発ちます。

目的地は、「臼」と「杵」で臼杵。「うすき」と読みます。

海に面した城下町です。

臼杵港内の造船所では大きな船を修理していました。

防波堤の向こうには「津久見島」。利島にちょっと似ています。

臼杵を訪れた理由は、昔観た「大分むぎ焼酎二階堂」のCMや映画「なごり雪」の影響です。

あのCMや映画に出てくるノスタルジックな町並みを歩いてみたいと思ったのがきっかけです。

港から海添川沿いに進むと、祐作と雪子がくぐったあのガードが・・・

そして多福寺。

雪子の家。

雪を降らせたあの窓も映画そのまま。

通学路として使われた「二王座歴史の道」。

ここの道のシーンはたくさん出てきました。

そして二人が歩いた川沿いの道。

コンクリートの柵が付けられ、大きく変わってしまったのが残念。

映画撮影時からわずか７年。

古い町並みも意識的に保存しようとしないとドンドン変わっていってしまうんですね。

そして最後は「臼杵駅」として使われた「上臼杵駅」。

昭和の香り漂う駅舎でした。

古い町並みの景観を維持するのは実際に住まわれている方にとっては大変なことと思いますが、この町の雰囲気はいつまでも残してほしいものです。